必要なものはどれだろう
就職する時、転居する時、新たな一歩を踏み出す時に、必要になってくる自分の身分を証明するアイテムたち。なんかいろいろ持って来てくださいって言われたけど、それって、そもそも何なの?どういうもの?どれを持って行けばいいんだ!っていうのは、よくありますよね。
ここでは、障害者雇用などの手続きでよく登場する証明書をご紹介します。
もちろん、下記にご紹介している証明書は、非常に個人的な内容で、むやみに他人に見せるものではありません。提示を求められた場合には、相手が信頼できる人が確認しましょう。
名称 | 見本画像 | 内容 |
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障害者手帳 ・療育手帳 ・精神保健福祉手帳 ・身体障害者手帳 | 知的、身体、精神(発達)などいずれかの障害があると認められた方の身分証明書です。障害のある方が社会参加しやすいように支援制度があり、支援制度を利用する時に必要になることがあります。 障害者手帳について(厚生労働省) | |
マイナンバーカード | マイナンバー(個人番号)が記載された顔写真付のカードです。 身分証明を求められた時に提示しやすいものとして生まれたもので、行政手続きなどに必要になることがあります。 | |
健康保険証 | 国民皆保険(みんな健康保険に入りましょう)というように、どの人も健康保険に加入しています。健康保険に加入していることを証明するものです。病院を受診する時に必要になります。 | |
年金手帳 | 公的年金制度に加入していることを証明するものです。就職や退職の手続きをするとき、年金受給の手続きを行う時などに必要です。 | |
福祉サービス受給者証 | 福祉サービスを利用していることを証明するものになります。新しく福祉サービスを受けようとする時に発行され、福祉サービスを止める時には返還します。福祉サービスのみに係るものなので、福祉サービス以外の場面では活用できません。 | |
自立支援医療受給者証 | 精神科通院など治療が長期化することの多い方を対象に医療費の自己負担額を減らすための証明です。健康保険証とは違い、あらかじめ登録した一か所の病院への通院のみが対象です。主治医のいる病院を受診する時に必要です。 自立支援医療制度の概要について(和歌山県) | |
重度心身障害者 医療費受給者証 | 重度の障害があると認められた方に発行されます。主治医だけでなく、病院を受診する時に自己負担額を減らすための証明です。 重度心身障害児者医療費助成制度(和歌山市) | |
年金証書 | 障害年金など年金を受給している方の身分証明書です。年金を受け取っていますよという証明になります。年金を受け取る際や手続きに必要になることがあります。 | |
雇用保険被保険者証 | 雇用保険に加入した時に発行され、基本的には退職する時に会社からもらいます。転職する場合に、新しい会社に提出する必要があります。紛失した場合は、最寄りのハローワークに相談に行きましょう。 | |
雇用保険受給資格者証 | 雇用保険は、失業保険とも呼ばれたりします。仕事を辞めた時に雇用保険がもらえる場合に発行されるものです。雇用保険の金額やもらえる期間は、人によって違います。雇用保険をもらう期間は、ハローワークなど求職活動が必要です。雇用保険の手続きや求職活動に必要になります。 |
就労移行支援事業所マイパレットでは、就職をはじめ、生活の中で必要になる手続きを支援しています。そうした場面では、誤解なくスムーズな支援ができるように画像などを用いて確認するようにしています。
下記に使用しているPDFファイルをご紹介しておりますので、良ければご活用ください。